配信概要
■配信期間: 令和7年6月25日13:00(水) ~ 7月31日(木)16:00
■方 式:オンデマンド配信(ビデオ配信)
■主 催 : 全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会実行委員会
(実行委員長:国土交通省水管理・国土保全局砂防部保全課 土砂災害対策室長 )
※注意事項
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受講証明書
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【目次】
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- 発注者による講演(近畿地方整備局)
- 発表論文(直轄砂防事務所)
- 発表論文(都道府県)
- 有益な取組み事例
- 主催者挨拶
- 砂防部長挨拶
- 砂防図書館へ論文寄贈
- 論文選考委員長講評
- 表彰式
- 実行委員並びに論文選考委員
- ご感想
論文集
本研究発表会の論文集が必要な方は下記の画像をクリックしダウンロードをしてください。

発注者による講演
近畿地方整備局 河川工事課長 安井 耕一
論文発表(直轄)
萩原建設工業(株) 現場代理人 林 真弓【帯広河川事務所 発注工事】
佐藤建設株式会社 現場代理人 平川 槙妙子【湯沢河川国道事務所 発注工事】
株式会社芦沢組土木 現場代理人・監理技術者 小尾 剛【富士川砂防事務所 発注工事】
蒲田建設株式会社 現場代理人・監理技術者 中田 圭介【神通川水系砂防事務所 発注工事】
株式会社小松建設 現場代理人 小松奈央【富士砂防事務所 発注工事】
株式会社鴻治組 現場代理人 土屋 壮史【広島西部山系砂防事務所 発注工事】
論文発表(都道府県)
丸共建設株式会社 現場代理人 篠原 悟【長野県 佐久建設事務所 発注工事】
林建設株式会社 工事担当者 林 和哉【大阪府 枚方土木事務所 発注工事】
有益な取組事例の紹介
三和建設株式会社 小川第2砂防堰堤 (3期)工事【川辺川ダム砂防事務所 発注工事】
主催者挨拶

全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会実行委員長の森下です。研究発表会の開催にあたりまして、ひと言ごあいさつ申し上げます。
本日は、「令和7年度 全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会」を開催いたしましたところ、ご多忙の折にもかかわらず、Webでの参加の皆様も含めこのように多くの皆様にご参加をいただき、感謝を申し上げます。
とりわけ、本日発表をいただきます皆様をはじめ、本研究発表会にあたりお忙しい中工事安全施工管理技術にかかる論文の作成と応募をいただきましたすべての皆様におかれましては、日ごろから、砂防関係の工事や業務に従事頂く中でで安全管理の徹底に細心の気を配り、最大のご尽力いただいておりますことに、改めて敬意と感謝を表し、厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。
本発表会は、平成8年12月6日、長野県と新潟県を流れる姫川の支川蒲原沢において発生した土石流により、当時、災害復旧工事に従事されていた14名の作業員の方が犠牲になられた『蒲原沢土石流災害』を契機とし、その教訓を長く継承するとともに、工事の安全管理について不断に取り組むことを目指して平成11年から実施しております。
地形や地質等の現場条件が厳しい砂防工事の現場においては、工事の施工にあたりそれぞれの現場条件に合わせた創意工夫ある取組が求められます。今回、これら各現場における様々な取組につきまして、全国から353編もの論文の応募をいただきました。
本日の発表会では、このうち、選考委員会において優秀論文として選ばれました8件の取組について発表をいただきます。また、有益な取り組み事例として同じく選考委員会において選ばれました1事例についてもご紹介をいただきます。
本日の発表会が、今後の砂防関係工事におけるさらなる安全性の向上、効率性の向上につながる有意義なものになることを祈念し、開会の挨拶とさせていただきます。
本日はどうぞ、よろしくお願いいたします。
全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会実行委員会 実行委員長
国土交通省水管理・国土保全局砂防部保全課 土砂災害対策室長 森下 淳
砂防部長挨拶

皆様こんにちは、改めまして、国土交通省の砂防部長をしております草野と申します。
令和07年度全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会の開催、誠におめでとうございます。
また、本発表会にお招きいただきましてありがとうございます。
さきほど会長の森下会長より、この会の趣旨について、ご説明ありましたが、最近、蒲原沢の現場に行く機会がありまして、現場を見てまいりました。
その際、小谷村の村長さんが同行してくださって、当時の説明をいただいたのですけれども、当時の様子は非常に大変だったということを伺いました。
本日は9件の発表があると伺っておりますが、本発表会は、全国の砂防関係工事の現場で実施された様々な工夫事例を集約し、全国各地へ発信、展開することにより、砂防関係工事における安全施工管理技術の向上を図ろうとするものであり、非常に重要な役割を担っております。
本日は対面参加の皆様の他に、WEBで国や都道府県の砂防関係職員の方が多数参加していると伺っております。本研究発表会での創意工夫を凝らした取り組みを学び・共有し、それぞれの現場で活用頂くことで、砂防工事の安全施工管理技術等の更なる向上へ繋げて頂けると、私としても本当にありがたいと思っています。
最後に、本発表会の開催にあたり、実行委員会や論文選考委員会にメンバーとして参画いただいた『山口論文選考委員長』をはじめとした皆様方に絶大なご尽力・協力を頂いたことを、改めて感謝申し上げ、挨拶とさせて頂きます。
本日お招きいただきありがとうございました。
国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部
砂防部長 草野 慎一
砂防図書館へ論文寄贈

砂防図書館長
石川 芳治 殿
令和7年度
全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会
論 文 寄 贈
砂防関係工事を担当いただいている全国の現場代理人等の方々は、 現場の安全管理を最重要課題として、日々、安全施工技術の研鑽に努められ、国民の命と暮らしを守る砂防関係工事の完成に向けて ご尽力されています。
このような取組の成果として、令和6年度は全国の安全協議会等が主催する研究発表会に、研究論文として計353編(うち、都道 府県より10編)の応募がありました。これらの論文は、現場代理人をはじめとした現場に携わる技術者の皆さんの努力の賜物であります。
今般、将来の砂防関係工事の安全施工管理を担う方々にとって 参考となることを願い、全国から応募された論文を取り纏めましたので、砂防図書館に寄贈させていただきます。
令和7年6月17日
国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部
砂防部長 草野 愼一
過年度の論文につきましても砂防図書館へ寄贈しております。
砂防図書館長コメント

本日は本発表会の開催おめでとうございます。
この発表会にお呼びいただき、大変ありとうございます。発表会は毎年出席しており楽しみにしています。
現場での安全施工に係る新しい研究や、新しい工法、新しい機械などを発表していただき、最近のデジタル化の波など最新の情報を得ることができ、非常に興味深く思っています。
砂防図書館では、全国の砂防関係の資料を約4万冊所蔵しています。
今回の研究論文集も寄贈して頂くということで、大変ありがたく思っております。
第1回からの研究論文集や過去の文献等も含め、全国の砂防関係の資料を沢山保有し参考になるものがあると思います。必要な資料がありましたら電話やメールでお問合せいただければ探してコピー等をお送りしますので、よろしくお願いします。
本日はどうもありがとうございました。
砂防図書館長 石川 芳治
論文選考委員長講評

受賞者の皆様、発表ありがとうございました。
それでは、今年度の研究発表会の「総括」を申し上げさせていただきます。
今回の優秀論文や有益な取り組みの選考にあたり、論文選考委員長という立場で携わらせていただきましたが、各地方整備局や都道府県より推薦されたどの取り組みもレベルが高く、選考にとても悩みました。
この数年間で論文の内容も大きく変わっており、以前は、単発的な技術発表が多かったが、新しい技術を複数組み合わせた提案がされる等、技術力の向上を伺えることが今回の論文や有益な取組で確認出来ました。
また、中身が安全施工だけでなく現場マネジメントに関するものも多く見られるようになってききており。これは、DXで得られる技術を現場全体で共有することで仮設工や運搬工などを含む現場マネジメントに活用出来るようになったことが要因だと考えられ、砂防工事の取り組み方が変わってきていると感じたところです。
本日発表会に参加された皆様や、オンデマンド配信にて聴講される皆様には、今回の発表から、DXを活かした安全施工やマネジメントに活用している取り組みを広く知っていただければと思います。
いずれの論文、発表も現場に応じてテーマを定めて創意工夫に富んだ取り組みを行った事例であり、全国の他の砂防関係工事に従事する皆様、私たちにとって、参考にそして模範になるものでした。
今後も発表会の取り組みを充実させ有益な取り組み事例を発信することで砂防関係工事の発展に寄与していきたいと思います。
最後に、本発表会の開催にご助力を賜りました、森下実行委員長を始めとする実行委員会並びに論文選考委員会、事務局の皆様、受賞者、参加者の皆様にお礼を申し上げ、私からの結びとさせて頂きます。
本日は、ありがとうございました。
全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会論文選考委員会 論文選考委員長
政策研究大学院大学 教授 山口 真司
表彰式


実行委員並びに論文選考委員
【実行委員会】
委 員 長 森下 淳:国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部保全課 土砂災害対策室長
副委員長 大坂 剛:国土交通省 関東地方整備局 利根川水系砂防事務所 事務所長
( 監事 )
委 員 森田 耕司:長野県建設部砂防課 課長
委 員 谷戸 雄紀:株式会社日刊建設通信新聞社 編集局記者
委 員 大池 太士:砂防施工管理研究会 代表
委 員 山本 悟:砂防施工管理研究会 事務局長
【論文選考委員会】
委員長 山口 真司:国立大学法人 政策研究大学院大学 教授
委 員 森下 淳:国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部保全課 土砂災害対策室長
委 員 大坂 剛:国土交通省 関東地方整備局 利根川水系砂防事務所 事務所長
委 員 森田 耕司:長野県建設部砂防課 課長
委 員 谷戸 雄紀:株式会社日刊建設通信新聞社 編集局記者
委員 山本 悟:砂防施工管理研究会 事務局長
【事務局員】
土屋 峰人:国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部保全課 課長補佐
三上 紘輝:国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部保全課 砂防デジタル推進係長
清水 勉:国土交通省 関東地方整備局河川部 河川工事課 建設専門官
町野 高司:国土交通省 関東地方整備局河川部 河川工事課 砂防係長
大瀧 武:砂防施工管理研究会 幹事
萩原 弘:砂防施工管理研究会 事務局次長
加藤 仁志:砂防関係コンサルタント懇話会 事務局長
ご感想
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【お問合せ窓口】
全国砂防関係工事安全施工管理技術研究発表会事務局
(国土交通省 水管理・国土保全局 砂防部 保全課 砂防デジタル推進係)
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